podcast「佐藤大のプラマイゼロ」の最新回「#110 バトンのオトナ」が更新。
毎年恒例であります「日本一遅い箱根駅伝振り返りトーク」の今年分が公開されましたよ。
今年も「箱根担当大臣」である私めも勝手に協力させていていただいております。
正月は両家にあいさつに行くようになり、箱根の1/2と1/3はネットワークがない(場所によっては下手すりゃ3G回線)実家から、しかもまだ1歳の娘もいたりするので、twitterでのリアルタイム追っかけどころか、テレビ中継もほとんどリアルタイムでみることができず(ちゃんと見れたのは1区、2区途中、5区途中、6区、7区、10区ラストのみ、というぐらい)。そのため、12時間の箱根録画でまとめ作りとなりました。だからtwitterのリアルタイムな動きは、大さん、おすぎさん、アマDぐらいのツイートぐらいしかピックアップしていないです。
・・・が、それでもこのボリューム。何をしてる、俺は。嫁も半分白い目でしたわ(苦笑
ということで、放送されたので今年も”放送台本”を公開。放送は30分枠を取ってましたが「これ全部やるとすげぇ時間がかかっちゃんで by 佐藤大」というボリュームですので、追記にしております。放送と合わせてよかったらご覧くださいませ。
●スタート前
TBSラジオでスポーツライターの生島淳さんが話してましたが、
往路ゲストは大迫と一色。解説に我らが瀬古。
※ただし、瀬古は往路解説のみ。
ちなみに、文化放送のラジオの往路ゲスト・解説は柏原、神野。
そして、復路ゲスト・解説はGMOの花田監督、今井。
ラジオは山の神が勢ぞろいの豪華メンツだった。
にしても、「山の星」元日体大の服部(現HONDA)
山の神」を自称してたら状況は変わったのかも?
番組最初のCMから、サッポロの箱根特別CMがスタート。
今年も駅伝を見る人視点での応援CMで、
が、おすぎさん「
ちなみに、アマDから振られたツイッターでの今年の優勝予想&
大さんは、原点回帰として東洋を応援しつつ、青山、神奈川、
おすぎさんは東海と予想。応援としてやはり駒沢。
(私め宝屋は、混戦こそ実績重視ということで青学予想)
●1区
東京駅前をランナー通過。駅に向かう脇道は規制されてるのだが、
5.4キロ地点。
サッポロの大人エレベーターCMがスタート。
坂本教授、年を取ることとは?との質問に、「
今年気づいたのだが、
6キロ過ぎから遅れ始めた学連。本来なら、
ダイワグループのCMスタート。個人的には「
今年のCMは、出演者全員が加齢に踊るCMが多かった気がする。
ゲストの大迫、一色共に1区を走った経験があるので、
大迫「結果的には良いレースだったが、
一色「
16.8キロ地点で、
ナンバーはダッシュボードに乗せている模様。
(ナンバーのダッシュボード置きは道路交通法の第六十三条「
17キロ地点、残り4キロで青学が仕掛ける。
が、引き離せず17.6キロ地点で東洋が捕まえ一気に前へ。
六郷橋で東洋一気にスパート。
一方、車の速度規制もあり、
鶴見中継所。
東洋トップでタスキ。以下、国学、駒沢、日体、青山、神奈川、
拓殖、13位でタスキ。デレセ、
1区の区間賞をとった東洋西山のインタビューが入る。
●2区
神奈川大の鈴木健吾、順大のオリンピアン塩尻など、
山梨学院のニャイロ、
ここでサッポロのCMのもう一つのパターンであるランナー視点C
「脇役のいないドラマに」というキャッチの通り、
ちなみに、
2位争いの第2集団は青学、神奈川大。15.8キロ地点、
一色、戸塚中継所前にある戸塚の坂の感想を聞かれ「
東洋相沢、序盤から快走を続け、
ニャイロ13人抜き、デレセ8人抜き。
16キロ過ぎ、デレセ、
終盤にニャイロがデレセ引き離し山梨4位でタスキ。
2区の繰り上げはトップとの差10分。
戸塚中継所。
東洋、青学、神奈川、山梨、拓殖、早稲田、東海、日体、中央、
駒沢は11位でタスキ。大きく出遅れることに。
2区の区間賞は青学の森田と山梨のニャイロ。
ニャイロは区間賞インタビューで日本語で答える。大さん「
●3区
トップ争いは2区同様、東洋を青学が追う展開。
3位以降、
東海は、「東海の鬼」こと鬼塚が快走する。
平塚中継所で4区にタスキ。
最初にタスキしたのはやはり東洋。46秒遅れて青学がタスキ。
エース同士の対決で、青学に大きなタイム差をつける。
青学田村は最終学年。出し切ったのかレース後は柔らかい顔に。
以下、早稲田、神奈川、拓殖、東海、山梨、中央、順大、
拓殖、山梨は2区の貯金を守り切る。駒沢、
学連は21位でタスキ。
あの明治が学連出場というちょっとした違和感。
3区の区間賞は東洋山本。2位は青学田村が取るが、
悪くはないが、今回は山本がワンランク早かったということか。
3位に東海の鬼塚が入る。
●4区
平塚中継所直前から激しくしのぎを削る3位争い。
神奈川と早稲田の争いは4区に入っても続き、並走・
9キロ地点は、7区ではフリーザ地点となる二宮。
個人的には「裏7区」と呼んでたりする(笑
その二宮でのタイム計測で、
二宮の坂道辺りに、
快走する東洋。
後ろを走る車に乗った酒井監督が、携帯で連絡をとる姿が。
次第に5区に近づく箱根駅伝。
瀬古「しかし、山だけは分かりませんからね」
4区を10位でタスキをつないだ.駒沢、
監督車からあの大八木監督が褒めちぎる意外なマイクが驚かれる。
日が高くなり日差しが出てきた暑くなって来た後半戦。
15キロ過ぎて、2位を走る青学梶谷は汗びっしょり。
原監督も監督車から「タイムをしぼり出せ」と檄を飛ばす。
一方、トップを走る東洋吉川は表情を変えず黙々と飛ばす。
城西、国学、帝京が激しい9位争い。
小田原中継所。
東海吉川、区間新でトップでタスキ。いよいよ山登り。
青学は2位でタスキ。その差は2分2秒。
神奈川大塚、3位でタスキ。
駒沢が10位から7位まで順位を上げる。
国学土方、タスキと同時に力尽きて前方に倒れこむ。その際に、
16位でタスキをつないだ中央学院もタスキと同時に倒れ込み、
気温が上がったためか、今年は倒れこむ選手が多い。
タスキ順位は、東洋、青学、神奈川、拓殖、早稲田、東海、駒沢、
学連、繰り上げタイム余裕をもってタスキを繋ぐ。
学連5区は唯一の沖縄出身ランナー関東学院大の田島。
●5区
3キロ地点は、プラマイゼロではおなじみ函嶺洞門。
大さん1年ぶりの関連同門に「洞門。ちーす。」と挨拶。
おすぎさん「やっぱ寂しいっすね。なんか聖路が失われた感じで。
2分差をつけられていた青学が逆襲を開始。
函嶺洞門での計測で、
おすぎさん「山で応援してる人はガチなのか、
今年は5区ランナーを「山男」と呼ぶ函嶺洞門の中継アナ。
9キロ地点の宮ノ下。
宮ノ下での東洋と青学のタイム差は1分5秒。
今年も山の神候補が登場。
法政青木、はタスキ時点ではトップとの差は7分9秒だったのが、
城西服部は、10位でタスキをもらったあとグングンごぼう抜き。
順天の5区ランナーは山を攻めると書いて山田攻(やまだこう)。
一方、
今年で営業を終了する小涌園。小涌園前踏切、
山の頂上、16キロ地点の芦ノ湯の直線。
しかし、驚異のハイペースで差を詰めてきた青学竹石、
原監督、懸命に走る竹石に「往路優勝しようぜ!」と猛檄。
東洋酒井監督、残り1キロとなる大鳥居をくぐった所で、
結果、東洋が1区からトップを守り4年ぶりの往路優勝。
青学は2位でゴール。その差、なんと36秒。
区間賞は9人抜きを達成した法政青木。区間新をマークし、
3位以降は、早稲田、拓殖、法政、城西、日体、順天堂、東海、
法政は区間賞の青木の快走で、14位から5位まで引き上げる。
日体は12位から7位、城西は10位から6位、
拓殖は2区デレセの貯金をしっかり守りきった。
凄いことに、6位までの学校が区間新を記録する。
一方、
今年の優勝候補にも挙げられていた神奈川が3位から15位へ大き
東海は6位から9区に。東海は今年も往路が鬼門となる。
国学は9位から14位へ後退。
じりじり順位を上げてきていた駒沢も7位から13位に後退。「
優勝校インタビュー。いつもながらの豆柴感な生徒に比べ、
大さん「今年は、いろいろな場面で世代交代を感じた往路でした。
おすぎさん「箱根駅伝往路お疲れさまでした。
夕方のスポーツニュースでは「東洋が往路優勝」
●6区
8時、東洋スタート。
36秒後、青学スタート。青学の小野田は3度目の箱根、
城西の菊池。スタート前にお腹に手を当てぐるぐる念入りに回す。
17位以降の大東文化、国士舘、東京国際、上武、学連は、
全校スタートした後、CM直前に流れるの50回大会の過去映像。
3キロ地点、拓殖と法政が並走。
そこに前日2区を走った拓殖のデレセが私服姿で沿道で並走しアド
9キロ小涌園前、東洋と青学の差は28秒差。前日から引き続き、
青学の原監督は「6区で36秒差をひっくり返し、
おすぎさん「やっぱ下りの太もものプルプル感ハンパない。
一方大さんは「
13キロ過ぎの大平台で15秒差。青学、
そして15キロ時点でついに並び、
残り4キロとなる函嶺洞門。青学と東洋の差は13秒開く。
今日のスタジオゲストは、元東洋の服部弾馬。「
函嶺洞門はお馴染みリラックマゾーン。
代わりに「石川眼科」ののぼりを持ったパンダマスクの男と、「
ただ、
青学小野田の快走もすごいが、
山登りも山下りも、やはり順位の入れ替わりがはけましい。
小田原中継所。
青学小野田は、
東洋とは52秒差。原監督の「36秒をひっくり返し、
早稲田3位でタスキを繋げる。
トップ争いと6位付近の激しい争いでほとんど映されなかった不遇
以降、法政、東海、拓殖、帝京、順天、城西、
なお、
●7区
東京国際大の7区ランナーは渡辺和也。
スタジオゲストの佐藤祐基「その年5000mで競り負けた」。
おすぎさん「東国大、渡辺さん。佐藤悠基と走ってたって。
シード争いの10位付近が大混戦。
7位帝京を追いかけて、城西、順天堂、中央学院、
今年もきました、フリーザポイントがある二宮。
今年から二宮の壁の段差部分の立ち入り禁止規制がかかったようで
今年はジャイアンがメンバーに加わり、ニャンコスター、
その二宮で、柵のある坂道に謎の着ぐるみゆるキャラが初登場。
フリーザ様による人気スポットになったためか。
シード権内にいた順天堂、
13位を走る駒沢のエース工藤が10キロ過ぎからふらつき始める
平塚中継所。
設楽悠太の記録を大幅に更新する区間新のペースで走った青学の林
二位は東洋。3分27秒とさらに差が広がる。
以下。早稲田。法政、東海、拓殖、日体大、城西、帝京、中学。
11位順天堂は2分36秒差。
駒沢工藤、必死のラスト1キロ。マイクを持った大八木監督、「
その工藤、意地でタスキをつなぐものの、
平塚からついに、今大会初の繰り上げスタートで上武、
上武、繰り上げ後、39秒後に到着。
●8区
青学下田は最終学年、3回目の箱根。
二位を走る東洋は、トップとの青学と差は3分だが、
酒井監督。早稲田との差を広げようとの檄を飛ばす。
ジョジョ3部の「追いながら戦い、
東海の館沢が法政、早稲田を一気に抜き去り3位に上がる
あれだけめんどくさい沿道の応援客が多かった8区だが、
青学の下田、
東洋は6分14秒。この辺りから、
3位以降は、東海、法政、早稲田、日体大、城西、中学、帝京、
11位順天は10位と1分21秒差。
戸塚中継所でも新たな繰り上げ。
上武、学連に加え、大東、山梨、国士館が繰り上げ一斉スタート。
●9区
上位2校は安定してるが、
特に4位争いが激しく、日体大が上がってきて、法政、
法政の磯田が背が高く、日体大の室伏が坊主で背が低いため、
東洋の小早川は東洋唯一の4年生出場ランナー。
CM明け、突然日体が大きく遅れているシーンからスタート。
青学10区タスキ前2キロから、
鶴見中継所。ものすごく人の数が多い。
大さん「年々、鶴見の観戦者が増えてる気がする。」
青学近藤、トップで安定のタスキ。「全然ダメでした」
東洋、5分22秒でタスキ。唯一の四年生の意地を見せる。
以下、東海、早稲田、法政、日体大、城西、拓殖、帝京、
11位順天堂は、
なお、区間賞は早稲田の清水が取り、早稲田の意地を見せる
駒沢、12位に押し上げる。
必至に走る国学院。予想タイムでは、
鶴見中継所、繰り上げ1分前。
タスキラインに、まだ到着していない中央、国学、東京国際、
中央が残り40秒でタスキ。無事繋がる。
繰り上げまで残り15秒。国学院が鶴見中継所の道へ入ってくる。
残り10秒、国学院必至のロングスパート状態の体がブレる。
残り3秒、30メートル弱。
そして残り20メートル手前で無念の繰り上げスタートの号砲が。
●10区
さあ、最後の10区。ほとんど優勝は決まってしまっているため、
シード争いとなる11位の順天堂。
アマD、10区の距離を「
今年はドラマ「陸王」の人気もあってか、
特に注目されたのが、ナイキの「ズームヴェイパーフライ4%」。
調査では、箱根駅伝で210人中58人がナイキ。
http://number.bunshun.jp/
CM前の過去映像で青学3連覇の胴上げ映像が。
そんなわけで、青学が2位に4分以上差をつけて総合優勝。
大会新記録となる総合10時間57分39秒、
2位は東洋。これで3年連続総合2位。やはり笑顔なし。
3位以降は、早稲田、日体大、東海、法政、城西、拓殖、帝京、
そして10位には中央学院が入り来年のシードを確保する。
必至に追い上げてきた11位順天堂、
早稲田はがっちり3位を死守。手堅い走りで後続を振り切った。
拓殖は2区でデレセが作った貯金を10区まで大事に守り切った素
法政、城西も山で押し上げた順位を守り切った。
駒沢は巻き返せず12位でフィニッシュ。9年ぶりのシード落ち。
おすぎさん「青学の宣伝も忘れない原監督はさすが!
この人ありきな感じがするけど、もし他の学校に行ったら……
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まとめとしては、秋の駅伝シーズンはなんだかんだありましたが、
個人的には、来年は2位の東洋が楽しみです。
まあ確実なのは、
あと、今年はおすぎさんはささくれたり、ぼやいたり、
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新発見というか、再確認というか、箱根は今年のCMのように「
母校の横断幕や旗を振っていても、
ラグビーがゲームが終わったらノーサイドと言いますが、